私たちは誰?

 

 

 


ビジョン

電気学会は、電気が私たちが暮らす社会の中で、社会により役立つようになることを願っています。その願いを現実のものにするために、学会会員を含む社会の人々が連携して活動する場を用意し、その場の上でさまざまな活動がスパイラルアップ的の成果を出せるように、学会が主体的に取り組むことが必要と考えています。

 

 メッセージ

 

 百数十年前にトーマス・エジソンが電気事業を始め、一般の人が電球を使えるようになってから、これまでに人類が経験したことのない速さであらゆるものが進化してきました。今では、電気は水や空気と同じくらいに欠かせない存在となり、「世界は電気でできている」と言っても過言ではない社会になっています。

 近年、「持続可能性」というキーワードが注目され、重要視されるようになってきました。エネルギー分野においても、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みが産学官それぞれにおいて進められています。今後、電気はますます社会や生活にとってなくてはならないものになっていくはずです。そして、それに伴い、専門家だけでなく、一般の方々の理解と共感を得ることがより重要になってくると思います。また、次代を担う子供たちに電気への興味を持ってもらうことも大切だと考えています。

 電気学会は、電気のことを世の中の多くの皆さまにも広く知って頂き、電気に親しみを感じてもらいたいとの思いで、2020年2月に、社会連携委員会を設立しました。
 そのワーキング活動を通して、冊子や教育動画の配信、電気の実験教材の提供、地域での教養講座や理科教室のお手伝いなどを積極的に行っています。
 電気に関わる様々な立場の方々が集う場であるワーキング活動には、学会員のみならず社会の皆さまにも自由に参画頂けます。メンバーと情報を共にし、アイデアを出し実践する場として活用して頂きながら、一緒に電気と社会を結びつけていきましょう。

(中谷 竜二 委員長2022-2023)